2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

FF5のバッツとロマサガ3のエレンはメタ的には物語の「個人的な人間関係」から生まれたキャラではないかと思う

社会的立場自体は存在するけど個人の要素の方が物語で強い意味を持ってると思うバッツは冒険者・エレンはシノンの人間として社会的立場は物語でも機能してるけど、物語のテーマと文脈からするとバッツとエレンは個人的な人間関係の方が重要だと私は思ってる…

FF5のバッツ・レナ・ファリスは3人エンド実現の可能性あるのではないかと思う

第二世界にワープするときは「3人だけの世界」を構築してたと思うFF5はバッツを基準にして考えるとレナとファリスのどちらでも恋愛が成立しそうだし友情も成立しそうで基本的にはどんな可能性でもありえそうな物語だと私は思ってる。3人エンドの定義に当ては…

ライブアライブの「誰しもが魔王になりえる事を」というセリフは普通と異常の間に境界線がないこと示してると思う

※ライブアライブのSFC版のストーリーのネタバレありますライブアライブは勇者・魔王・その他の人を「同じ人間」として見なす話だと思うライブアライブの中世編・最終編は「この事例だけが特別だったではなく、条件さえ揃えば誰でもどこでもルクレチアと同じ…

「社会は厳しいんだぞ」という話は「事務的な手続き単位では社会を語らない」から上下関係・人間関係の話に終始してるのではないかと思う

「社会は手続きが通用する場所」として教えた方がいいと思う 厳しい上下関係と雑な状態を厳しいと美化して「社会(仕事)は厳しいんだ」と学校や大人が自慢することが日本社会では少なくないと思うけど、対人関係や上下関係のルールとは別に「社会全般は厳し…

るろうに剣心の人誅編は縁視点だと「薫を巴と同一の存在ではなく他者と認識するまで」の話ではないかと思う

青年誌だとしても縁は薫を生かしたと思う単行本に「少年誌じゃなかったら縁は薫を生かしてない(意訳)」と書いてあった記憶が自分にあるけど(確か)、るろうに剣心がもし青年誌の作品で物語のテーマ通りにストーリーが進行したとしても人誅編で本当に縁が…

創作物の悪役と主人公側では似た関係性でも結末が逆転する構図について

一人がもう一人を絶対視してる点では似た関係性だと思う物語の文脈が根本的に違うから比較として成立しないかもしれないけど犬夜叉の弥勒と珊瑚はるろうに剣心の志々雄と宗次郎の関係性(京都編終盤までの)に似てる要素があると私は思ってる。珊瑚は飛来骨…

創作物の女性キャラで単独だと倫理観が機能してたのに好きな人が関わる話だと倫理観が消える構図について

恋愛関係の男性キャラがいるときといないときでメタ的に別人ではないかと思うかなり前に自分がネットで見た好きな男性キャラと一緒にいられるようになった女性キャラについて「前の長編のときだったら恋愛相手の男性キャラを批判した女性キャラに怒らず、そ…

呪術廻戦は「自我を持って主体的に判断する権利がないという状態」を悪とする物語だと思う

自分のために生きないと悪なんだと思う主人公の友達で女性キャラの野薔薇に「私はオシャレしてる私が大好きだ(意訳)」「強くあろうとする私が大好き」「不幸なら何しても許されんのかよ」というセリフが自分にとって印象に残ってる。かなり後の話に出てき…

創作物で自立してる女性キャラが悪役を経てから主人公パーティーに加入する理由について考えてみた

主人公パーティーのやり方に合わせるための儀式だと思う悪役または悪までは行かなくても怪しい人という状態で物語に登場してから主人公パーティーに加入する女性キャラ(年齢的に大人が多い)について特にその条件に当てはまりそうだと思うのがFF2のレイラ・…

自分が創作物に求めてるのは「会話が成立すること」だと思う

恋愛や性経験より会話が成立する描写の方が興味ある気がするあくまで今の自分の感覚では人間の身体にそこまで興味ないから、仲良し・対立してるかどうか関係なく会話が成立してる・会話が噛み合ってる描写の方が興味あると自分でも思う。昔は人間の身体にも…

自分にとっての「話が噛み合わない」は自分がこうしたいと思うことと他人から求められてることが一致してない状態だと思う

他人の要求に合わせることへの強制力が高い環境だと自分を変えられなくなると思う自分の感覚では「自分はここを改善した方がいい」と思うことがあっても、他人にとってはその感覚がわからなかったりあまり知らないことだからスルーされて「自分を変えたくて…

他者に同調したり付いて行く状態をゴールとすることが自分はあまり好きではない理由

他人に盲目的に付いていくことは極端な事例だと自分が加害者にもなりうるある凶悪事件の死刑囚が「自分のやったことがこれほどの被害を出すことが(事件を起こす以前では)自分の中で結び付いてなかった」と言ってたのを聞いて自分がびっくりしたことがあっ…

ゴールデンカムイで鯉登が杉元にあまり興味を持たない理由について考えてみた

勇作・尾形が物語の中でメタ的に別の次元にいることと同じ理由だと思う鯉登と杉元が会話してる場面は物語の中にあるしサーカスのときは鯉登が杉元を煽ってて杉元に興味ないわけではないけど、鯉登が杉元個人にはあまり興味持ってなさそうな理由は鯉登が杉元…

「話を聞いてほしい」は「重要な話を重要じゃないと勝手に判断せず聞いてほしい」ではないかと思う

話を聞いてもらえなくて困ってる事例は「重要な話に限って無視される」だと思う大して重要じゃない話は通じるのに重要な話に限って話題に出なかったり話しても「相手が大したことないと判断してスルーされる」ことはあると思うけど、話してる側にとって重要…

ゴールデンカムイの「甘い嘘」という構図は「話を聞くこと」を隠してるのではないかと思う

嘘の前に話を聞くという行為があるはず物語後半で鯉登と月島の鶴見中尉に関する話題は「鶴見中尉が能動的に嘘を付いてる」という点を強調して「自分の話を聞いて事情を理解してくれる」という点にはあまり触れないような言い方をしてるけど、鶴見中尉との1対…

MA・MA・ Match 「直人」について考察

直人の考察の続き沙耶が言う「うちは男しかいないし」の意味がもし「サッカーをしてる人間がうちは男しかいないし」という意味だったら(瑠実との比較で)、直人は女の子の可能性もありえそうだと私は今なら思う。自分の妄想になるけど、圭人と直人が男女の…

沙耶が絶望した理由は直人が「制する力を放棄したから」ではないかと思う

直人が2人に加担したことに対する絶望のような気がするMA・MA・Matchを読んでから自分の想像(というか妄想)も確実に入った独自の解釈になるけど、圭人には双子の兄弟の直人がいるのではないかと自分は思ってて(特に明記されてないからいない可能性の方が…

成功する方法よりミス・失敗を防ぐコツの方を自分は優先して知りたかった気がする

他人が関わることで一発逆転は基本的にはないと教えた方がいいと思う習い事してれば自慢になるとかテレビの収録に有名人と一緒に映って放送されればそれだけで自慢になるとか「自分の主観では自慢になると思ってることが客観的に見て自慢にならない」という…

創作物のチート持ち設定の意図は「主人公から可哀想という印象を外すため」ではないかと思う

判断ミスも失敗もしないけどその代わりに可哀想という立場にならないチート系の無双する物語について自分にとっての正直な感想はすごくハマるほど興味あるわけじゃないし好きでも嫌いでもないという感じだったと思う。主人公が取り返しの付かない失敗はしな…

リアルの用事とロマサガ3で「ゲーム要素の方が強い」主人公について

自分のリアル用事について9月くらいに家の窓の部品を取り寄せるとかで窓の枠の修理がいつになるのかわからなかったのが数日後に窓を直してもらうことになって、その用事が終わればしばらくは強制イベントは自分にはないと思う。ロマサガ3のミカエルとトーマ…

よかれと思ってやったことが裏目に出た話は「知識が間違ってた」ことの方が原因になってる事例もあると思う

相手への気遣い自体はしてるのに上手くいかないときは知識の方に原因あると思う押し付ける等のゴリ押しではないやり方なのに相手が求めてるものとズレるときは「問題なのは気遣いではなく知識の方ではないか」とよかれと思って~系の話を聞いたり・読んでか…

ロマサガ3でカタリナがマスカレイドを奪われる直前までの経緯は「はっきりした描写がない」ことに意味があると思う

マスカレイドを奪った犯人(偽ミカエル)と何があったかはいくらでも可能性あるロマサガ3の冒頭でカタリナが偽ミカエルとマスカレイドを奪われる前に何があったかについては公平に考えても「はっきりした描写がないのでいくらでも自由にプレイヤーは想像でき…

ロマサガ3でマスカレイドを介したカタリナ→ミカエル/ミカエル→カタリナの関係と人→竜/竜→人の関係は対比の構図だと思う

悪がいることで初めて物語で共存できるキャラだと思う独自の解釈が強めの話になるけど、ロマサガ3でカタリナを主人公に選ぶ以外の場合では他キャラが主人公だとそもそも出現しないからカタリナをパーティーに入れられないことについて、ビューネイという悪が…

教える側が情報の取捨選択できない事例もあると思う

大事なことは1、2回サラッと言うだけでなぜそうなのか理由もほとんど説明しない私の母親はお笑いの話をすることにはかなりの尺を割いてるのに「特に社会に関することで生きる上で大事なこと」は1、2回サラッと言うだけで、「話の中で重要なこととそうでない…

推し文化の本質は「努力のための努力」ではないかと思う

努力のための努力という無限ループとあるゲーム動画の人が語ってるのを聞いたりネット上でもいろいろと語られてることを読んで総合的に考えた上での自分にとっての推し活動の本質は「仕事等の自分の生活の関するメインの努力のためのご褒美に当たる別の努力…

ゴールデンカムイで勇作と尾形が物語から退場する理由は「真剣な話しかないから」だと思う

勇作・尾形の話はギャグ・いじりの文脈と対立するからだと思う鯉登と月島について考えたときも思ったことだけど、旗手の暗黙の要件の設定と勇作と尾形の関係性を考えたら「物語にあるギャグ・いじりの文脈とその人物の人生の根幹に関わる真面目な話」は「突…

「厳しい」と「雑」は紙一重の概念ではないかと思う

厳しさ自慢の実態は雑さ自慢のような気がする自分の母親が言う「自分が子供のときの習い事の先生はOKを出す基準が厳しかった」という話は「基準がわかりにくいなら厳しいというよりむしろ雑ではないか」と今の自分の感覚ではそう思う。「厳しいんだぞ」とい…

葬送のフリーレンの断頭台のアウラの結末は他者の認識が機能した結果だと思う

服従の天秤の本質は本人固有の認識が別の他者に機能することだと思うアウラについて思い付いたことがあるから書くけど、断頭台のアウラと黄金郷のマハトは七崩賢同士で対比になってるとしたら「マハトで例えると支配の石環が作用したルートがアウラの結末」…

「可哀想」と「大丈夫」は言葉の意味は違うけど根底にあるニュアンスが同じだと思う

「可哀想」と「大丈夫」は理解ではなく共感・同情で言ってることが多いと思うあくまで自分の生きてきた範囲での話で絶対ではないけど、「共感・同情から出た言葉」と「理解した上で言ってる言葉」は全然意味が違うと私は思ってる。話が複雑になるから相手を…

健康な人にも敢えて「自分のために人生を生きていい」と教えた方がいいと思う

健康だと無限に他者貢献をノルマのように課されやすい傾向はあると思うリアル社会だと命に関わる持病が一つもなくて少なくとも身体が健康で若いときだと「若くて体力があるから無限に活動できるとみなされる(実際は若くても大量は有限だけど)」点があると…