※本記事は「ケントゥリア」36話までのネタバレを含む自分の感想と解釈があるので読む方はご注意ください
一方的な通過儀礼も義憤もないのがよかったと思う
ユリアンがティティの村で通過儀礼を果たしたときはその後の物語の展開でアンヴァルの埋葬を全面的な手伝ってもらって「通過儀礼で経験した苦労以上の見返り」があって「通過儀礼があるから通過儀礼をやれという話ではない」点が自分にとって面白いと感じて(目的がはっきりしない通過儀礼だったらむしろない方がいいと思うので)、今までアルコスのことで一方的にユリアンを責めるだけだったラクリマが36話でティティに事実を告げられて「相手を責める論理が自分に返ってきた」ことでその場の人間関係がようやく対等になってまたストーリーが盛り上がってきたと私は思ってる。