ロマサガ3でマスカレイドを介したカタリナ→ミカエル/ミカエル→カタリナの関係と人→竜/竜→人の関係は対比の構図だと思う

悪がいることで初めて物語で共存できるキャラだと思う
独自の解釈が強めの話になるけど、ロマサガ3でカタリナを主人公に選ぶ以外の場合では他キャラが主人公だとそもそも出現しないからカタリナをパーティーに入れられないことについて、ビューネイという悪がいることで選択肢次第では主人公達と共闘して一時的には人類と共存できるグゥエインと同じような構図だと私は思ってる。

カタリナが主人公パーティーに存在できる条件はカタリナを主人公に選ぶことだけど突き詰めて言うと「マスカレイドを奪った犯人という悪が物語に出現したから」だと私は思ってて、他キャラが主人公だとカタリナが出現せず絶対に仲間にできないのはメタ的には他キャラが主人公だとマスカレイドを奪われるシーンがなくてカタリナが物語に出現する条件を満たさないからだと私は思う。

物語の最後に自分の気持ちに気付くのはグゥエインとミカエルで同じ構図だと思う
共闘した後に主人公達がグゥエインを倒したらグゥエインが最後に母ドーラと自分の気持ちに気付くことはカタリナがロアーヌにいるEDでミカエルがマスカレイドをカタリナに託した父フランツの意図と自分の気持ちに気付くことと同じ構図で、「ミカエルとカタリナの関係は人と竜の関係とメタ的に同じ」であることを証明してると私は思ってる。
カタリナ主人公のルートだとOPのマスカレイド奪われるときのカタリナがビューネイ戦で共闘するときのグゥエインの立ち位置でEDだとミカエルの方がグゥエインの最後のときの同じ立ち位置で、カタリナとミカエルのどちらかが人類とグゥエインで立場が固定ではないと私は勝手に思ってる。

カタリナとグゥエインは本人の落ち度(悪)が同じ構図だと思う
カタリナがミカエルへの気持ちを逆手に取られてマスカレイドを奪われたこと・グゥエインが竜の本能を理由に小さな村を滅ぼしたことは「本人の落ち度」として物語で機能してる点では同じで、敵に騙されたとしても本能が原因で悪意はなくても「本人の意図は関係なく他者に損害を出したら悪」という構図になってると私は思ってる。