MA・MA・ Match 「直人」について考察

直人の考察の続き
沙耶が言う「うちは男しかいないし」の意味がもし「サッカーをしてる人間がうちは男しかいないし」という意味だったら(瑠実との比較で)、直人は女の子の可能性もありえそうだと私は今なら思う。
自分の妄想になるけど、圭人と直人が男女の双子でサッカー経験あるのが家族の男だけだったらセリフの辻褄が合うような気がする。
漫画の最後の方で圭人が瑠実を信じてパスを出したことに沙耶が感動して泣いてる描写があるけど、圭人が「女性を対等な戦力として信じた」から沙耶は「圭人と直人の関係も対等になる見込みがある」と思って泣いたんじゃないかと自分は思ってる。

圭人の部屋が描写されたコマにランドセルが描写されてたと思うけど、ランドセルにトーンが貼られてたとしたら「ランドセルの色は黒以外の色の可能性がある」から、圭人ではなく直人のランドセルが意図的に描写されてるのではないかと私は勝手に思ってる。
二段ベッドも同じ体格の人間が二人いるとしたら圭人と直人の二人で一応は整合性取れるとは思う。


もし少年漫画だったら
大人の読者を想定した青年誌ではなく少年誌での作品だったらMA・MA・Matchは「圭人と直人の関係」の方がメインの物語になったのではないかと私は勝手に思ってる。
青年誌だから圭太郎と沙耶の夫婦関係が圭人と直人の関係に投影ではなく、圭人と沙耶で「息子と母親で投影されるという構図」になってるんだと思う。