バハムートラグーンのパルパレオスについて

EDの構図と生き方がFFTディリータと似た要素があると思う
性格はパルパレオスとディリータはあまり似てないとは思うけど、物語の人間関係の構図がバハムートラグーンとFFタクティクスで共通してる部分(ライバルと王女が恋愛関係になる)があるから、2つの作品は物語のテーマが違うはずなのに人間関係で特に恋愛の観点で見ると近いところがあると私は思ってる。
ディリータラムザ、お前は何を手に入れた?~」とパルパレオス「お前(ヨヨ)がうらやましい」は同じニュアンスのセリフだと思うから、少なくともEDに限って言えばFFTラムザとヨヨは物語でメタ的に同じ立ち位置にいると私は思う(それ以前のストーリーだとヨヨはFFTだとオヴェリアと部分的にはアルマと同じポジションだと思う)

ヨヨを好きになったのはメタ的には運命に抗うためでは
パルパレオスがヨヨを好きになった理由についてあまりはっきりした描写がなかった気がするけど(自分が見落としてなければ)、EDでパルパレオスが「(ヨヨが)うらやましい」と最後に言ってたのは敵国の将軍である自分(パルパレオス)と主体的に恋愛関係になったヨヨの「自由さ」がパルパレオスにはないものだからだと私は思う(ヨヨとの関係はヨヨの方が積極的でパルパレオスの方が受け身だと思う)
サウザーとの友情を取ったというのもあるけど、その自由さがなかったからパルパレオスはカーナに行かずに一人で帝国に残ってEDの結末にならざると得なかったのではないかと私は思ってる(自由に恋愛したからこそビュウと仲間視点では不義理だからヨヨに批判的な感想がある理由はわかる)
EDのパルパレオスはEDでのFFTディリータとオヴェリアの立場の両方を一人でやってるような状況だと自分は今なら思う。一人で両方の立場は矛盾してるかもしれないけど、自分の感覚的にはディリータとオヴェリアの立場を一人で同時にやってる構図がパルパレオスのEDでの結末だと私は思ってる。