ドラクエ2はムーンブルク王女視点では「疑似的に母を倒して主体となる物語」じゃないかと思う

ドラクエ2のリメイク版のネタバレあります

リメイク版のムーンブルク王女は物事を解決する主体者としての印象が上がったと思う
ドラクエ2のリメイク版はサマルトリア王子が呪われる任意イベントが追加されたことでムーンブルク王女も仲間の呪いを解くための行動をストーリーですることになって、「ハーゴンに呪われる被害者はムーンブルク王女だけではない」という前提を作るためにサマルトリア王子の呪われるイベントがあるのではないかと私は思ってる(ハーゴンの呪いの被害者は男性でもあり得るという意味だと思う)

呪いイベントが両方にあることでサマルトリア王子ムーンブルク王女と疑似的に同時に出会う構図になって、物語に男性が客体・女性が主体というパターンが増えたと思う
サマルトリア王子が呪われるイベントはムーンブルク王女が仲間になった後のイベントとして仲間加入イベントを再現することで、ローレシア王子視点ではムーンブルク王女と先に出会ってサマルトリア王子の方が後に出会う状況になって「ローレシア王子視点で疑似的に2人と同時に出会う状態にするため」と自分がかなり前の記事で書いたことあったけど、2人と同時に出会って更に「ムーンブルク王女は呪われる被害者の立場だけでなく仲間の呪いを解く主体者」という前提を物語に作るために追加イベントがリメイク版にあるんじゃないかと私は思ってる。
仲間の呪いを解く主体者となることで被害者の立場だけではないという意味で疑似的な母〇しの試練でもあると私は勝手に思ってる。

追記
創作での母親との関係が複雑で他人への罪悪感を認めない男性キャラとなんとなく逆パターンっぽいと思って、ムーンブルク王女について本編で母親の情報は特にないけど罪悪感を否定しないという意味で精神的に母親を乗り越えてるイメージが自分の中にあったと思う。