ドラクエ2のローレシア王子への呪いイベントに当たるものについて考えてみた

※ドラクエ2のネタバレありますハーゴン城に入ったらローレシア城の風景の幻が出現するのはローレシア王子への呪いイベントだからではないかと思うローレシア王子はリメイク版でも呪いイベントが特に存在しない理由はハーゴン城の風景が最初はローレシア城に…

ドラクエ2はムーンブルク王女視点では「疑似的に母を倒して主体となる物語」じゃないかと思う

※ドラクエ2のリメイク版のネタバレありますリメイク版のムーンブルク王女は物事を解決する主体者としての印象が上がったと思うドラクエ2のリメイク版はサマルトリア王子が呪われる任意イベントが追加されたことでムーンブルク王女も仲間の呪いを解くための行…

自分の不調を認められないときほど自分の気持ちが暴走していった気がする

※この記事は負の感情についての話がメインなので苦手な方は回避してください。記事の内容について追記・変更あります自分のイライラの原因が自分の内側にあることに気付かずに外側に原因を探してたときは創作物とかにイライラしてた気がする自分の感情に自分…

鉄血のオルフェンズ20話のオルガについて思ったこと

※鉄血のオルフェンズのネタバレあります鉄華団の仲間を安全な世界に連れて行きたいと「上がりはデカい方がいい」が矛盾してることをオルガ本人が自覚してないからビスケットとの喧嘩がねじれてると思う公式のチャンネルで20話を見て自分が思ったことだけど、…

ロマサガ3のエレンは「孤立しない仕組みが世界にあるキャラ」ではないかと思う

※ロマサガ3のネタバレありますエレンは主人公のときと仲間のとき両方でサラと喧嘩したり・ユリアンの告白を断って「相手を受容しない」行動を取っても特に孤立しないのが面白いと思ったエレンがというよりサラとユリアンがエレンのパーティーに入る選択肢を…

試験や試合のように「そのルールの枠組みで得点する方法(正解)が決まってる」こと以外の事例でそのやり方では解決しない可能性が高いことで「ギリギリまで粘る」のはむしろ悪だと思うことについて

最後まで諦めない・ギリギリまで粘るが有効な可能性が高い事例はスポーツや試験のように「ルールが明確に決まってる」ことだけではないかと思うそのルールの枠組みで正解を見つければ確実に解決すること以外の事例ではむしろギリギリまで粘らず「そのやり方…

建国から王朝時代の歴史も内戦に関係あるのではないかと思ったことについて

ルワンダ建国の時点では王はツチ族の人間で、ベルギーが植民地支配でツチ族を冷遇しフツ族が優位になって民族の立場が王朝時代と逆転したことも理由じゃないかと思う王朝時代のツチ族とフツ族の関係は主従というほど封建的な関係性ではなかったのかもしれな…

Shrinkの発達障害当事者の女性の話が自分にとって読みやすかった理由は「他者は自分とは違う人間」という前提が物語で徹底してたからだと思う

※Shrinkの発達障害当事者の女性のエピソードのネタバレあります女性は他人を受容する役割という前提がないから読みやすかったのではないかと思うShrinkを自分は全部を読めたわけではないけど、発達障害当事者の女性のエピソードが「本人視点で困難がある話」…

創作で「身体について張り合う」キャラはその性別の社会規範を強いられていない状態を異性で実現してる状態ではないかと思う

※この記事は創作での性別の社会規範の描写と関連して筋肉についての言及と前に書いた内容から追記・変更あります。ゴールデンカムイと鋼の錬金術師のネタバレあります。ゴールデンカムイの鯉登は女性の社会規範を強いられてない女性キャラのような立ち位置で…

創作で女性が男性を全面的に受容するイメージを変えるには「女性が主体者として具体的に考える」構図が有効だと思う

※鉄血のオルフェンズ・ダイの大冒険のネタバレあります否定や批判みたいにわかりやすい反撃より相手(の考え)を受容する立場である本人が「具体的に考える」ことが「受容の構造」を壊せる方法じゃないかと思うとにかく反対・否定さえすれば相手をただ受容す…

ダイの大冒険のロカ(マァム父)とソアラ(ダイ母)はメタ的に同じ立ち位置なのではないかと思う

※ダイの大冒険のネタバレありますロカが亡くなった経緯・エピソードが特に存在しない理由はメタ的にソアラと同じ立ち位置に当たるからじゃないかと思うソアラ(ダイ母)と違ってロカ(マァム父)は主人公の親ほど物語で重要な立場じゃないからかもしれないけ…

ケントゥリアは「母親のために犠牲になる息子」という連鎖を打破する物語じゃないかと思う

※ケントゥリアのネタバレあります物語の裏主人公はミラじゃないかと思う2話の時点では既にいない人間なのに「物語でのミラの存在感が大きい」ように感じることが自分にとって不思議で、1話では「自分を庇って死んだ息子を今度は守る」というミラの後悔を解決…

読書のメリット・デメリットについて自分が思ったこと・ドラクエ3の本について

※この記事は最初の内容から追記・変更とドラクエ3のネタバレがあります。本文はデメリットの話の方が多いです。読書のメリットが知識・情報を得られることなら読書のデメリットは「その本の世界観にハマる可能性があること」ではないかと思う読書のデメリッ…

「絶対的な善人」という見方について

直接関わりのない人の不祥事等のニュースに対して「悪いことする人間だと思わなかった」みたいな反応することが不思議だった少し前にテレビで不祥事に関するニュースがあったときに自分の父親が「紳士だと思ってた。不祥事を起こす人間だと思わなかった」み…

FFタクティクスのアルガスと帝一の國の菊馬は主人公のライバルとして機能することで物語にラスボスを出現させてるキャラだと思う

※FFタクティクスと帝一の國のネタバレありますアルガスと菊馬は似た境遇じゃないかと思うアルガスはFFタクティクスのラスボスの出現には特に関与してない立ち位置のキャラだけどジークデンの砦の一連の出来事はFFタクティクスの物語としては必須だから、メタ…

人間関係の愚痴を否定されずに聞いてほしい人は「関係性を改善したい」ではなく「その相手と縁を切りたい」が本音ではないかと思う

客観的に性格悪い本音を言わなければいけないときは正直に言えないから「聞いてほしい」としか言わないんじゃないかと思う自分が相手に合わせて変わって関係性を改善しろというアドバイスを受け入れたくないときは「その相手と縁を切りたい」というときで、…

パワプロは野球に「興味を持つ」ことへのハードルを下げたゲームじゃないかと思う

少なくとも野球に「興味を持つ」ハードルはそんなに高くないと思えた気がするパワプロと実際に野球をすることは別物だとしても、野球自体に興味を持ったり・知ることは一部の詳しい人にしか出来ないことではなく誰でも気軽に出来そうなことだとキャラが試合…

タクティクスオウガは「冷静さ」がなぜ必要かを示してる物語じゃないかと思う

※タクティクスオウガのネタバレあります個人の理想・情熱が必ずしも肯定されるわけじゃないところが面白いと思う物語だと特に主人公の理想・情熱については全面的に肯定されることが少なくないと思うけど、バルマムッサでの虐〇ルートを選んだときは確か後に…

学校システムは同級生を他人以前に「友達という概念」で捉えることを先に教えるから、自他の区別を理解するのに自分は時間が掛かった気がする

※学校システムを闇雲に叩く目的の文章ではありません友達以前に「自分と同一人物ではない他者」であることを強調して教えていいと思う学生のときは友達とか先輩・後輩という概念での区切りを意識せざるを得なくて「学生のとき出会った人を友達とか概念から来…

創作の女性攻め恋愛ものは主人公(女性)の仲間の男性キャラ複数人が「親友同士で主人公との関係が恋愛・友達とも違う」パターンが自分の好みだと思うことについて

※投稿サイトの作品に言及してます主人公に対しては仲間だけど他人として機能してる点が自分にとって斬新だったと思うその作品は支部にある拷問系の女性攻めにBLが複合してる物語(おそらく)でコメント欄が設置されてなかったはずだからこれ以上は具体的に書…

ドラクエ3のオーブの所有者はメタ的には勇者の悪性を引き受けるために存在してるのではないかと思う

※ドラクエ3のネタバレあります商人が町の発展のために住民を働かせ過ぎたのは勇者の代わりにオーブを入手するためじゃないかと思うドラクエ3のリメイク版では商人の町で最終段階直前の時期に3人の男性が町の人間を働かせ過ぎる商人に反発して革命を起こす相…

ロマサガ2は「自分のやってることが他者(世界)に影響を与える」という前提が強く機能してる物語ではないかと思う

※ロマサガ2のネタバレあります主人公である皇帝が最後は退位して共和制になることに意味があると思う設定や世界観だけなら正直に言うとロマサガ3よりロマサガ2の方が自分の趣味に合ってると思ってて(ロマサガ3も好きだし作品の優劣ではなく自分の好みの話)…

鉄血のオルフェンズの昭弘とドラクエビルダーズ2のペロはキャラの成り立ちが同じだと思うことについて

※鉄血のオルフェンズとドラクエビルダーズ2のオッカムル島のネタバレあります昭弘とペロはキャラの扱い(というかいじられ方)が同じ文脈っぽく見える鉄血のオルフェンズを自分が全ては把握してないから合ってないかもしれないけど、昭弘に対する「ガチムチ…

ゴールデンカムイでアシリパさんは違う視点だから尾形の悪を引き受けることができたんじゃないかと思う

※ゴールデンカムイのネタバレあります違う視点・違う立場だから悪(役)を引き受けることが可能なんだと思うアシリパさんは尾形と31巻の戦いでは対等だと私は思ってて、鶴見中尉と尾形の会話を聞いてて尾形の事情を理解してたとしてもアシリパは尾形と根本的…

葬送のフリーレンで北部高原のときのゲナウの相方がユーベルではない理由について考えてみた

※葬送のフリーレンのネタバレありますユーベルが髪はハサミで確実に切れるみたいに自分のイメージを魔法にするキャラだから、自分のイメージ(罪悪感)に囚われてるゲナウの相方としては合わないんだと思うユーベルはハサミで切れるイメージを自分が持ってる…

ロマサガ3のトーマス・サラ・エレンの関係はFF2のフリオニール・マリア・レオンハルトの関係と似てると思う

※FF2とロマサガ3のネタバレありますエレンはFF2のレオンハルトのような抑圧的な部分とFF5のバッツの自由さを併せ持ってるキャラだと思うFF2のレオンハルトは長兄としての立場から来る責任感から他人に対しても支配的な発想が出て帝国で一時は皇帝にまでなっ…

「地に足を付ける」物語の醍醐味がわかった気がする

※観音通りという作品ともう一つの作品への言及あります主人公は「母を奪われた」ことが原因で放蕩人生になったんだと思う「観音通り」という作品を小説投稿サイトで自分が読ませて頂いて思ったことについて、主人公の最初の女性が主人公の父と一緒に心中した…

ロマサガ3のロビンのように「結果から逆算して臨機応変に生き方(やり方)を変えられる」ことの方が逆説的に特権階級じゃないかと思う

※ロマサガ3と創作物全般についての話です「自分の思い入れのあるやり方と自分のアイデンティティが直結してる」場合はそのやり方じゃないと自己が崩壊するから、結果から逆算してやり方を選べないのではないかと思うロマサガ3や他の創作物も合わせて考えて自…

ロマサガ3のゴドウィンはロアーヌが専制君主制だから反乱を起こしたのかについて考えてみた

※ロマサガ3のネタバレありますもしロアーヌの政治形態が民主主義だったら革命を起こしても住民が専制君主制に反発して権力を掌握できなくて無意味だから、ゴドウィンは反乱しなかったのではないかと思うゴドウィンの反乱をゴドウィン視点で考えてみたら、ロ…

ロマサガ3のエレンは主人公のときに固有がイベントがなくて他の主人公で仲間になるときと印象がほとんど変わらないことに意味があるんじゃないかと思う

※ロマサガ3のネタバレありますロマサガ3の主人公候補の基準は「序盤のゴドウィンの事件の解決に当事者として関わってるキャラ」だから、エレンの個人としての生き方があまり変わらなくても主人公候補に入ってるんだと思ってる主人公に選べるキャラと主人公候…