ケントゥリアは「母親のために犠牲になる息子」という連鎖を打破する物語じゃないかと思う

※ケントゥリアのネタバレあります

物語の裏主人公はミラじゃないかと思う
2話の時点では既にいない人間なのに「物語でのミラの存在感が大きい」ように感じることが自分にとって不思議で、1話では「自分を庇って死んだ息子を今度は守る」というミラの後悔を解決するためにユリアンが存在してるように見えて、1話・2話の描写ではだけどミラは夫のために犠牲になることは夫が生きてたときも意識してなさそうなところが「自分より強い男性をただ受容する女性の構図とも若干違う」と私は思ってる。
ユリアンはメタ的にはミラの亡くなった息子(ディアナの兄)と同一の存在みたいな要素はあると私は勝手に思ってる(メタ視点では同一に見えるだけで物語の世界の現実ではユリアンとミラの息子は他人同士だけど)