創作で女性が男性を全面的に受容するイメージを変えるには「女性が主体者として具体的に考える」構図が有効だと思う

鉄血のオルフェンズダイの大冒険のネタバレあります

否定や批判みたいにわかりやすい反撃より相手(の考え)を受容する立場である本人が「具体的に考える」ことが「受容の構造」を壊せる方法じゃないかと思う
とにかく反対・否定さえすれば相手をただ受容する流れから変わるかというと「受容の逆の行動に置き換わっただけで構造はそのまま温存してる状態」だと思うから、物語で相手を受容することを求められてる立場のキャラ(ダイ大のソアラ鉄華団のオルガ以外)は「事態を好転させる方法を本人が具体的に考える」ことで「ただ相手(の考え)を受容するだけ」の構造を壊せるのではないかと私は思ってる。

鉄血のオルフェンズ鉄華団は「受容することと引き換えに具体的に考えない」構造だと思う
鉄血のオルフェンズでオルガ以外の鉄華団のメンバーは男性キャラでも女性の社会規範が機能することで、「他のメンバーは具体的に考えることを放棄することで考える立場であるリーダー(オルガ)を受容する」という構造になってると私は思う。
オルガ視点だと「オルガ本人が考えることで他のメンバーが具体的に考えない状態を受容する」構造になってると私は勝手に思ってる(逆にしてるだけだから書いてることは同じなんだけど)

受容する側のキャラ本人が具体的に考えないパターンが創作全般で少なくない理由は受容する側が具体的に考えると自分の考えがゼロじゃない状態になることで「相手の考えを全面的に受容することが破綻する(自分の考えがある以上は相手を全面的には受容できない)」から、受容する側のキャラは具体的・計画的に考える行動をメタ的に取れず突発的に相手を受容する行動になるパターンが多いのではないかと私は思ってる。