ドラクエ7の過去ダーマ編のネリスの恋愛観について

※ダーマ編のセリフを読み返したので追記と変更あります

好きな人と一緒にいれば他はどうでもいいというわけではないという複雑さがよかった
過去ダーマ編はクリア後にザジがいなくなった後のネリスの様子からしても「ザジが消えてカシムと一緒になってもネリスにとってはそれだけではハッピーエンドではない」という構図で、ネリスは好きな人とさえ一緒にいられたら他のことはどうでもいいわけではなくザジと喧嘩別れしたままでいいとは思ってなさそうなところが自分にとってネリスの好きな点だと思ってる。


ふきだまりの街の酒場でのカシムがザジに「ネリスのことは本気だ」と言ってたこと・ダーマへの山道でネリスがカシムから髪飾りをもらった後すぐに付けてる様子からカシムとネリスは両想いだとカシムとネリスが直接会話してる場面を見て私は改めて思う(髪飾りのときはマリベルのセリフも含めて)

カシムがネリスの人格面ではどういうところが好きなのかはふきだまりの街でのザジの「この人達(主人公達)の世話をするなんて姉さんは優しい(意訳)」というセリフはカシムがネリスの人格面での好きな点にも掛かってると私は勝手に思ってる。

ダーマ神殿クリア後のネリスとザジの会話で「お互いに相手の人生の邪魔になりたくない」という発想があるからこそネリスはザジと喧嘩別れしたことを引きずってて、両想いなのにも関わらずネリスはカシムと一緒にいられてもそれだけで他のことを割り切れるわけじゃないという結末なんだと私は思う

恋愛が成就した側であるライラ・キーファがあまり引きずってる様子がない過去ユバール編とはメタ的には逆の結末に当たる構図でもあると思う(ライラの方はジャンが去った直後は気にしてるけど、その後は割り切ったのではないかと思う)