FF7のクラウドが興味ないねと言う対象は「他人ではなく自分自身」だと思う

FF7のストーリー終盤までのネタバレあります

クラウドは他人よりも自分自身(クラウド本人)の方に興味ないと思う
物語終盤にクラウドが自分の本当の記憶を認める場面からの自分の想像だけど、クラウドは「他人への興味より自分自身(クラウド本人)への興味の方がない」と私は勝手に思ってる。

FF7の物語前半のクラウドは「興味ないね」と他人と関わったときに言う場面が何度かある理由はクラウドが一般兵として働いてたときのクラウド自身の本当の記憶には向き合わなければいけない状況になるまでは「興味なかった」から、その深層心理が反映されて物語前半では他人と関わるときに興味ないねと言ってたと私は思ってる。

FF7クラウドが客体から主体になる物語だと思う
エアリスの場合は古代種の神殿直後の眠りの森での会話・ティファの場合はミディールのイベントでFF7の物語はエアリスとティファの両方にクラウドに対して献身的な場面があるけど、エアリスとの「デート1回」・ティファとの「ヒーローになって助けに行く」という約束は「クラウドが客体から主体になる」というメタ的な意味もあると私は思ってる。

ストーリーでのクラウドのイベントは客体としてのコルネオの屋敷潜入の女装イベント(女装せざるを得ない・コルネオの選別で一方的に評価されるという意味で客体)→主体としてのゴールドソーサーのデートイベントで、物語序盤と終盤で客体→主体と変化することがFF7の面白さだと私は思ってる。