創作物で関係性の集積地点にいる人物の悪を引き受けるキャラについて

集積地点を発生させた人間関係から部外者に当たる人が引き受ける傾向あると思う
ゴールデンカムイで尾形の悪を引き受けたのが尾形に毒矢を放ったときのアシリパさん・FF2でレオンハルトの仕掛けた(描写がないから物語の外からの想像になるけど)偽ヒルダ(ラミアクィーン)の罠に最初に気付いたレイラは「関係性の集積地点にいる人間の悪を引き受ける構図」に当たるのではないかと私は思ってる。

悪の集積地点を発生させた人間関係には外部からのメタ視点が必要なんだと思う
FF2でマリアがレイラ達の船は最初から怪しいと疑う割に偽ヒルダ王女のときは疑ってる感じが全然しなかった理由は自分の想像になるけど、「物語の内部データの観点では偽ヒルダ王女(ラミアクィーン)はレオンハルトとメタ的には同一として機能してる」からだと私は思ってる。

最初からフリオニール・マリア・ガイ・レオンハルトの人間関係の外にいるレイラは「レオンハルトに対して疑う発想を持ってる」から、偽ヒルダ王女(ラミアクィーン)の罠にすぐ気付いたのではないかと私は思う。