「ジョジョ7部」のリンゴォとホット・パンツは性規範が対比になってるのではないかと思う

※本記事は「ジョジョ7部」のネタバレを含む自分の解釈があります

リンゴォは「1回目は必ず起こる」という前提でホット・パンツは「1回目が必然的には起こらない」という前提ではないかと思う
こじつけになるけどリンゴォのスタンド能力とロードアゲインのアゲインの部分が「再び・もう一度」という意味で一致してるならホット・パンツのスタンド名のクリーム・スターターのスターターが「第一歩・初心者」という意味で1回目であることを重視してるように自分は感じて、リンゴォは繰り返して2回目を作り出すことで公正な競争(男性の社会規範)になるという発想に対してホット・パンツは1回目が発生しないと許しを得られない(女性の社会規範)という発想をしてそうなところが真逆だと私は勝手に思ってる(気遣い等自分より他者を優先することが女性の社会規範なら差し出したことを許されたいは女性の社会規範の発想とも取れると思う)
特に根拠はないのだけどホット・パンツはリンゴォやジョニィ達とは逆に漆黒の意志がないのではないかと私は推測してる。
ホット・パンツが大統領を倒せない理由は戦闘が正当防衛でしかなくてメタ視点ではリンゴォの言う受け身の対応者だからだと私は勝手に思ってる。

性別の社会規範について
ジョジョと直接関係ない話になるけど「自分より他人を優先」はどちらかと言えば女性の社会規範が強く機能してるように自分には見えて、男性の社会規範は「自分が力を発揮して自分を優先した上で他人に恩恵をもたらす」ことに対して女性の社会規範は「自分の力を抑えることで気遣いして他人を優先する」みたいなニュアンスが強いと私は思ってる。