ドラクエ2で主人公達の親が「無力」という立場を引き受ける構図とFF8について

ドラクエ2ローレシア国王が「無力」を引き受けたことが物語の始まりだと思う
ドラクエ2の主人公の旅立ちについて「ローレシア国王から王子(主人公)への装備の支給品が一般の冒険者と同じくらいの物だけど、なぜもっと強い武器・防具を息子の旅立ちに渡さないのか?王子はそれについて文句はないのか?(意訳)」という疑問とそこにツッコむと話が進まなくなるという結論を自分が見たことあるけど、もしローレシア王子に銅の剣以上の強い装備を用意するとそれ以上にゴールドが必要になって「予算全体の帳尻合わせでローレシアの兵士の装備のレベルが下がって魔物に攻められたら落城する確率が上がる」から(リメイク版だと地下牢には悪魔神官もいるし)、ローレシア王子は他の兵士と全く同じ装備・ゴールドで冒険に旅立つことに文句を言わないんじゃないかと私は思ってる。

主人公達3人それぞれの親であるローレシアサマルトリアムーンブルクの国王はメタ的にはハーゴン討伐に関して「無力」な立場を引き受けた(特にムーンブルクは魔物に滅ぼされてる)から、子供であるローレシア王子サマルトリア王子ムーンブルク王女ハーゴン討伐するだけの「力がある」状態になったたんじゃないかと私は思う。

FF8のラグナは「無力」を引き受ける構図の影響でスコールに干渉できなかったと思う
FF8でラグナがエルオーネと再会するまでスコールが生まれたことに気付かなかった・過去に「妖精さん」の力を借りて戦ってた理由は親が無力・子供が有力を引き受ける構図が物語にあるからだと私は思ってる。