「鬼滅の刃」の珠世と巌勝・不死川母と狛治は鬼になった動機が同じキャラではないかと思う

※本記事は「鬼滅の刃」のネタバレを含んだ独自の解釈があります

珠世と巌勝は「寿命を延ばすため」・不死川母と狛治は「絶望した」ことが鬼になった理由ではないかと思う
巌勝が鬼になった理由は「痣で確定した寿命を延ばすため」で縁壱の存在と関係ないように自分は感じて(縁壱と出会わない人生でも巌勝は鬼になったのではないかと思う)、珠世が鬼になった理由は「子供の成長を見届けられるだけの寿命がほしい」からで動機自体は全然違うけど珠世も巌勝も自分の目的のために寿命を延ばそうとしたことは同じだから逆パターンで同じタイプのキャラではないかと私は思ってる。
不死川母が鬼になった理由ははっきりとは描かれてないけど狛治と同じで共同体と同化する生き方をしてるから「耐えたことで絶望した」ことが鬼になった理由ではないかと私は推測してる。

人間と鬼の違いは「頼れる(甘えられる)他人がいるかどうか」だと思う
鬼滅の刃の世界で人間と鬼の根本的な違いは「頼れる(甘えられる)他人の有無」で決まってるように自分には見えて、上に書いた4人のように頼れる(甘えられる)他人が一人もいない状態(その環境に対して責任を負ってる)だと「誰にも相談できないから鬼になってしまう」のではないかと私は思ってる。
巌勝が鬼になったことに縁壱とは関係ない動機があると自分が思った理由は巌勝も珠世と同じように子供がいるからで(捨ててはいるけど)、鬼になってでも寿命を延ばそうとした理由は珠世と部分的に共通してるのではないかと私は思ってる。
黒死牟が妻子について顔と名前を思い出せないという言い方をしてること自体が妻子のことを覚えてるのに縁壱にしか興味ないように見せるミスリードではないかと私は推測してる。
主人公側のキャラが鬼になった場合は本人にとって都合の悪い理由は語られないか描写自体がなくて敵側のキャラが人間から鬼になったときは半天狗・獪岳・童磨・黒死牟のように都合の悪い(自分本位)部分ばかりが取り上げられてると私は勝手に思ってる。