葬送のフリーレンの僧侶の役割は「魔法使いが言葉にしなかった部分を理解すること」だと思う

※この文章を書いた後に結論が変わった部分あるので追記と変更あります

僧侶キャラが察しの良さを発揮する対象は魔法使いキャラ
回復魔法に長けてる以外の要素で物語での僧侶のメタ的な役割を自分がなんとなく気になったから考えてみたら、初期にフェルンが自分(ザイン)のところに来た理由を「相談」だとザインが的確に認識したこと・黄金郷のマハトの一連の話の導入に当たる北部高原の話でゲナウがフリーレン達に借りを返したいと言った後にメトーデが「お礼」とツッコミ入れてる描写があることを合わせて考えると(ゼーリエの「握手」も含めて)、僧侶の役割は「魔法使いがはっきり言葉にして言ってない部分を的確に察して理解すること」だと私は思ってる。

フェルンの相談もゲナウの握手・お礼も相手に誘導された結果だと思う
8巻のゲナウに対してゼーリエとメトーデが握手・お礼と誘導してるシーンを見てから4巻のザインがフェルンから相談を受ける話を思い出してそれから自分が思ったことだけど、フェルンは最初から明確に相談すると決めてザインに話しかけたわけではなく「ザインとの会話の流れで相談する方向に踏み切った」のではないかと私は思ってて、僧侶キャラの役割は正確に言うと「魔法使いキャラが仲間とのコミュニケーションに関してするか迷ってる・またはしないつもりのことをする方に後押しして誘導すること」だと思う。