葬送のフリーレンで黄金郷のマハトが求めてたのは「他者に理解されること」だと思う

※全体的にストーリーのネタバレ多めの感想になってます

本人が認識してる願望と深層心理での願望が逆だったと思う
自分にしては久しぶりに創作物を買う機会があったので黄金郷のマハトの話を一通り読んだのだけど(途中の話は後で読むと思う)、マハトにデンケンやフリーレン達が勝てたのはマハトの記憶を分析したり黄金郷を元通りにした経験が積み重なった結果として「人類がマハトを理解したから」だと私は思ってて、マハトは人類を理解することが自分の望みだと認識してたようだけどグリュックと再会する一連のシーンも合わせて考えると「人類(他者)に理解されること」の方がマハトの本来の望みだったんじゃないかと私は思う。

他者を黄金に変えることは出来るのに他者を黄金から元に戻すことをマハト本人には出来ない理由はメタ的には「他者に魔法を分析されて自分が理解される余地を残すため」ではないかと私は思ってる。