創作物の「男性2:女性1」の比率での三角関係で片方の男性が遠慮してるうちに恋愛の勝負が決まる構図について

※男性向けの創作での恋愛描写について考えた結果、文章の最初の部分を変更した
女性が恋愛で超絶鈍感という構図になってるのは男性の性規範が理由だと思う
最近ダイの大冒険の恋愛描写について考えて他のRPGの恋愛についても思ったことだけど、FF4のカインとクロノクロスのカーシュは「本人が遠慮してるうちに2人が両想いになってて恋愛の勝負にいつの間にか敗北してた」という感じの構図だと私は思ってる。

カインもカーシュも「相手に告白してないけど片想い」という構図で「相手にも好きなことを気付かれてない」という条件まで満たしてることが自分にとっては徹底した設定に見えて、若干回りくどいような「女性が片想い男性の気持ちには絶対に気付かない」という構図である理由は「女性と全力で相対してはいけない」という男性の性規範が機能してるからだと自分は今なら思う(ローザとリデルに告白して相手の気持ちを揺さぶれない理由がこれだと思う)

カインとカーシュがローザとリデルに告白さえしてないのに(FF4は描写がないから自分の想像になるけど)セシルとダリオに恋愛の勝負で負けたという構図になってることが自分の感覚では「そもそも恋愛の勝負の土俵に上がってさえいない」から不思議だったけど(全員がわかりやすくラブコメしてる三角関係の物語を基準にすると相対的に)、好きな人(女性)の気持ちや立場に遠慮して恋愛の土俵に上がれない構図は推測だけど男性向け(特にどの性別向けとかはFF4もクロノクロスもないだろうけど)の方が多そうな気がしてる。