性別の社会規範を降りたらそれで全てが解決する(別の問題・悩みは出ない)という発想について

学生のとき母親が自分に対して言ってた「楽で給料の高い仕事に就いてほしい」は女性の性規範(女らしさ)を降りたらそれだけで楽に生きられる的なニュアンスだと私は今なら思うし(本人の主観では楽そうに見えただけで実際は楽じゃないのに)、その仕事に就けば後は楽に生きられるという発想に最初から疑問を持たずに根拠がないはずのものをそれなりに本気で信じてしまう理由が不思議だなと思う。

「楽で給料の高い仕事に就いてほしい」は男性の性規範(男らしさ)を降りればいいと「言ってることが同じ」だと私は思うし、性別の社会規範さえ降りればそれだけで後は上手くいくという発想にハマる理由が今の自分にとって気になるしそこが重要だと思ってる。

男性の性規範(男らしさ)を降りればいいという意見があることを自分が知ってからは逆に当たる「女性の性規範(女らしさ)から降りる」とはどういうことだろうと思ってたけど、自分の中で前から引っかかってた「楽で給料の高い仕事に就いてほしい」が女性の性規範(女らしさ)を降りれば~の意味で、男性の性規範(男らしさ)を降りればいいと同じ理屈で言ってると今になってわかった気がする。