創作で女性キャラが「いい子→秩序を壊す役割」という経緯を辿る事例は「女性は社会規範から相手に自分の考えを委ねる生き方を肯定されやすい」ことを示してるんじゃないかと思う

女性本人が主体的に考えて生きようとすると相手の考えに自分の全ては委ねないこととイコールで周囲と完全に調和することが不可能になることを悪判定されてると思う創作で女性キャラが「いい子→悪役」の経緯を辿る事例について、女性が自分で主体的に考えよう…

鉄血のオルフェンズの三日月とオルガの関係は初代のシャアとララァの関係に似てる気がする

※機動戦士ガンダム・逆襲のシャア・鉄血のオルフェンズのネタバレありますキャラの立ち位置は三日月→シャア、オルガ→ララァで対比になってそうなところはあると思うそんなに似てないかもしれないけど、シャアの「ララァは私の母になってくれたかも~」のセリ…

物語の方向性について、Gガンダムは「社会と対立しない」・鉄血のオルフェンズは「社会と対立する」点が真逆だと思う

※Gガンダムと鉄血のオルフェンズのネタバレあります。記事のタイトル変更してます鉄血のオルフェンズの鉄華団はGガンダムだと東方不敗の立ち位置に当たると思うオルガの「辿り着くべき場所」という発想は東方不敗の「ガンダムファイトが原因で地球の自然破壊…

FF2の大戦艦である選択肢でのマリアの心情について考えてみた

※FF2のネタバレありますFF2はマリアがヒルダに対して「自分とフリオニールとの関係において脅威になり得る」と認識してる前提で物語が成立してるのではないかと思う大戦艦でヒルダの救出前に最深部に行くとマリア「爆破しましょう」フリオニール「まだ王女を…

「真実は私だけが知っている」で南さんは神谷さんに対してどんな夢を見せてたのか考えてみた

※「真実は私だけが知っている」のストーリーの核心部分の話あります神谷さんは「南と進藤に手加減された対峙だったことに無自覚」という構図であることに意味があると思う南の真実は南本人にしかわからないとしても南が学校で孤立した描写とは裏腹に物語終盤…

鉄血のオルフェンズの三日月とゴールデンカムイのアシリパは「物語の世界観の基準になってる性別の社会規範に対して本人の性別の社会規範が逆転することで一致してるキャラ」だと思う

※鉄血のオルフェンズとゴールデンカムイのネタバレあります本人の性別の社会規範が逆転してることで物語の世界観の基準となる性別の社会規範と一致してる点では三日月とアシリパのキャラのメタ的な成り立ちは似てると思う鉄血のオルフェンズの鉄火団は女性の…

ドラクエ7の過去の砂漠の女王フェデルとハディートの考え方の違いについて

※ドラクエ7のネタバレありますフェデルは女性の社会規範の「横並び(協調性)」の前提で城の人間が全滅した不幸に絶望し、ハディートは男性の社会規範「成果(競争)」の前提で生き残った人のために魔物を倒そうとしたと思うドラクエ7の過去の砂漠の女王フェ…

親が子供に対して一番やってはいけないことは「自分が加害者になる可能性を想定する権利を奪うこと」だと思う

※この記事に被害者叩きの意図はありません常に自分が被害者になるパターンしか想定させないことで自分に責任が発生する失敗をしたときに「自分の言動に責任が発生する感覚が身に付きにくい」と思う自分の行動は常に自分に返ってくる以上は「自分が加害者にな…

「スキップとローファー」で他人を雑に扱い・自分が雑に扱われがどの登場人物でも一貫してる理由は「システムに対して個人は受け身」であることを示してるのではないかと思う

※スキップとローファーのネタバレあります「自分が雑に扱われた」だけだったら本人視点だと「悪」にならないという点で楽なのに「他人を雑に扱う」とセットの描写である理由は「システムの方を動かせないから」だと思う1・2巻を読んだので自分が把握した範囲…

親が「言語化できるようになることの尊さを舐めてる」タイプは子供にどれだけ勉強させても習い事させても根本的に方向性がズレてて意味ないと思う

上手く言語化できること以上に尊いことは自分にとって存在しなかったと思う習い事も国語と数学の確率以外の勉強が今では無意味だったと自分が思う理由が「言語化できるようになることの尊さ感じられない」からで、言葉で上手く説明できなかったことを言語化…

言葉でコミュニケーション取れる恋愛物は「ご都合主義でチート」だと思ってた

メインキャラが「言語化を難なくこなせる」タイプばかりだと「ご都合主義」に見える自分の感覚だと両方のキャラが言葉で言い返したり・自分の説明ができる時点で「言葉でコミュニケーションが綺麗に成立することがご都合主義」だと私は思ってる。「人間が複…

ゴールデンカムイの勇作と尾形は「自分が自尊感情を持つ権利があることを知らないから」物語から退場したと思う

勇作と尾形がそれぞれ別の全体主義っぽさがあるのは「自尊」がないからだと思う勇作と尾形が物語で詰む理由は「自分が不利な条件を気付く視点がなかったから」だと私は思ってて、物語のルール的に自尊感情がないことで逆説的に他人も尊重できなくなって勇作…

「優しさと思いやりがあれば間違わない」は「加害者になる可能性を想定したら加害者になる」と同じ理屈だと思う

因果関係が逆になってるようにしか見えない優しさと思いやりがあっても知識がなかったらよかれと思って間違うこともあるし、加害者になる(間違う)可能性を想定しないことで「自分が想定外に加害者になってしまうこともある」という前提がなくなって、自分…

「ひぐらしのなく頃に」の自分にとっての面白さは事実を相対化する物語であることだと思う

※ひぐらしのなく頃にのネタバレあります。この記事のタイトルを変更してます。初見のときは圭一視点で「何がどうなってるかわからない」感が楽しかった記憶がある創作物で純粋に楽しかった記憶がある物語はひぐらしで、圭一視点で始まってレナとか魅音とかい…

創作物で「相手の悪を引き受ける」構図について

相手の悪を引き受けて因果関係が逆転することでメタ的には「他者が存在しない」世界なんだと思う例えば大人キャラに悪(間違ってる)部分があって子供も悪行がある場合に「子供本人だけに問題がある」とする構図は「子供が大人の悪を引き受けて物事の因果関…

ゴールデンカムイと帝一の國で自分が感じたことについて

※ゴールデンカムイと帝一の國のネタバレあります主人公(に近い)キャラの場合は「父」を相対化し、悪役の場合は子供の方が悪を引き受けて父を絶対化する法則が物語にあると思う物語の舞台も世界観も違う2つの作品だけど共通点があるとしたら「物語が父を完…

ゴールデンカムイで杉元と鯉登の考え方の違いについて、杉元は「個人を相対化しない」・鯉登は「個人を相対化する」のではないかと思う

敵・味方の区別がなくなると物語が破綻するから主人公の杉元は「個人を相対化しない」のだと思う鯉登の方が物語の最後まで成長して変化してるように読み手視点で見える理由は「杉元の価値観が初期から一貫してるから」相対的に鯉登の変化が大成長に見えるか…

ゴールデンカムイの尾形は考えたら「何に」負けるのかについて自分で考えてみた

※ゴールデンカムイのストーリー最後までネタバレあります「絶対的な正しさ」に対して無力だったと思う31巻尾形の「自分で間違った道を選んだ」というセリフは逆説的に「自分は人生で絶対的に正しい方向性を選ぼうと思えば確実に選べる」という前提になってる…

鬼滅の刃は「力を制御(コントロール)しないことを悪」として、戦闘以外の能力も有力さと見なして力の描写が細かい物語だと思う・狛治と伊黒について

※鬼滅の刃のネタバレあります。この記事の内容は前と変更してます 「力」の描写が細かい物語だと思う鬼滅の刃は鬼殺隊も鬼も人間の悪党も細かく「力」として丁寧に描写してる物語だと私は思ってて、鬼と戦えなかったアオイは料理や看護等の戦闘以外の能力も…

FFタクティクスでガフガリオンはディリータに興味を持つと「悪を相対化」することになるから興味を持たないのではないかと思う

ガフガリオンがディリータ個人に全然興味持たない理由は「無関係の他者ではなく身内(にように近い人間)を犠牲に出来るかどうか」に答えられないからではないかと思うゴルゴラルダのときのガフガリオンのラムザとの会話は「歴史を前に進めるためならティー…

Gガンダムの魅力は「冷静に熱い」物語であることだと思う

コントロール可能な「熱さ」みたいなものを物語から感じた気がするGガンダムはドモンの行動が間違った方向に行かない構成になってるから物語の最後のドモンとレインの告白と攻撃でカタルシス最大みたいな作りになってて、熱いけどコントロール可能な冷静さみ…

鉄血のオルフェンズで三日月とオルガが対立できない理由を考えてみた

※鉄血のオルフェンズのネタバレあります三日月とオルガは同じ陣営で運命共同体だから共依存の関係になっただけで別の陣営として2人が出会ったらライバルとして対立してた可能性はあると思ってる鉄血のオルフェンズの物語を自分は断片的にしかわかってなくて…

ドラクエBrandfleck2のルアとヴェインの関係が自分の趣味と一致する理由について

女性の方から男性(強め)に能動的に関わる展開に自分は面白さを感じたと思う自分が最近知った作品なのでネタバレになり過ぎないように説明すると、ルアとヴェインの関係はストーリーが進むごとに変化していって「ヴェインが強いからこそルアは遠慮せず言い…

ライブアライブの最終編に「ツナヨシ」「おイヌ様」がいる理由を考えてみた・「破壊神を破壊した男」について

※ライブアライブとドラクエモンスターズプラスのネタバレあります深層心理でルクレチアを滅ぼしたことを後悔してるオルステッドが「生類憐れみの令」を求めた結果だと思ってる幕末編では商人グラフィックの敵は商人を連想される名前が付いていたのに対して最…

ハリー・ポッター(邦訳)のスネイプとヴォルデモートの一人称の変化が似てる理由は2人がメタ的に同一性あるからではないかと思う

※ハリー・ポッターのネタバレありますスネイプの最期のセリフはヴォルデモート→メローピー(母)への心情にも掛かってるのではないかと思ってる自分の思い付きもあるし推測になるけど、邦訳での一人称がスネイプは「我輩」・ヴォルデモートが「俺様」で他の…

女性の社会規範には「女性本人が他人ではなく自分自身の機嫌を取る権利がある」と変化してほしいと思うことについて 「心を開く」について性別の社会規範

※下書きに戻して新規で書くと二度手間になるので、同じ記事で前と内容を変更してます女性の社会規範には「他人ではなく自分の機嫌を取る権利がある」ことをむしろ推奨してほしいと思う女性の社会規範が「他人主体」を前提とした内容で構成されてるから、「全…

進撃の巨人のユミル(104期生)はヒストリアの何になりたかったか考えてみた

ユミル(104期生)はヒストリアにとって親友であり精神的には「父」だと思うヒストリアが地下礼拝堂で実父のロッド・レイスに反逆する直前にユミル(104期生)の「お前...胸張って生きろよ」という言葉を思い出してる場面があるけど、その後のユミルからの手…

進撃の巨人のリヴァイの通過儀礼について考えてみた

※進撃の巨人のネタバレありますリヴァイの「心臓を捧げよ」はケニーの「俺は人の親になれねぇよ」から親になるとはどういうことかを体現した言葉だと思う進撃の巨人は名前付きのメインキャラでも物語の途中で当然のように命を落とす残酷な世界にも関わらずリ…

「甘やかす・甘やかされる」は言う人によって意味が定義されて「言われる側が不利」な言葉だと思う

「甘やかす・甘やかされる」は意味がはっきりしないから、「雑・丁寧」で統一した方がわかりやすくなると勝手に思ってる言葉狩りになると叩かれるかもしれないけど「甘やかす・甘やかされる」という言葉は「自分も他人も雑に扱う・接するように誘導する言葉…

ニセコイの楽は小野寺さんを選ばないと性格悪いのかについて考えてみた

※ニセコイのネタバレありますニセコイは「今の自分の気持ち」を優先することへの罪悪感を克服する物語なんだと思う恋愛は気持ちの通じ合いだけでなく「個人の嗜好」にも左右されるものだと思うから、自分に好意ある相手が複数人いたとしても最終的には「自分…